子育て通信より 新聞の未来 2012.12.17

おはようございます。

 [:あやまる:] [:あやまる:] すっかり自分の部屋気分です。 [:あやまる:] [:あやまる:]
久しぶりに 茂木健一郎さんのツィートを紹介します。
丁度国政選挙の時でしたから 改めて 新聞の役割について考えることが多かったです。
ちょっと、かたい文章ですが お付き合い下さい。
(1)昨日、新聞について考えさせられる、二つの出来事があった。一つは、世論調査である。各紙が一斉に、自民が圧勝する見込みという世論調査を載せた。よくみると、自民の政党支持率は20%そこそこだが、それでも章選挙区では圧勝してしまう。この世論調査について人々がこんなことを言った。
(2)「余計なことをしている」「操作しているんじゃないか」「なんだい、あの新聞の世論調査」「バイアスかかっているよね」私が、何も言わないうちに、友人や、仕事先の人、タクシーの運転手さんが、各紙の世論調査についてそんな印象を自ら語った。それがとても印象に残った。
(3)新聞について考えるきっかけ。もう一つは、ある方の研究発表である。大学生が、どんなメディアに親しんでいるか、というデータで、ツイッターとかフェイスブックが60%とか70%くらいなのに対して、新聞は、なんと10%以下だった。何かの間違いじゃないかと思ったが、やっぱりそう。
(4)一方では、新聞が世論調査を垂れ流している、という一般の方々の認識がある。その一方では、学生が、ほとんど新聞(特に紙の新聞)を読まなくなっているという現状がある。いわゆる「デジタルネイティヴ」の定義はいろいろあるが、(紙の)新聞を読まないというのも一つなのではないか。
(5)新聞の世論調査自体については、統計的なサンプリング手法などを通して、適正に行われているものと私は考える。一般の方々の、「世論調査を操作している」という認識は、その意味において間違っている。しかし、なぜ、そんな印象が生じるのか。そして、なぜ若者は新聞から離れるのか。
(6)諸外国の新聞にはあって、日本の新聞にはないものがある。それは、選挙の際の支持表明である。今回の選挙については、わが新聞はこの政党、この候補者を支持する。そのような意見表明を、諸外国の主要紙はやっている。異なる意見を載せるop-edのようなシステムもある。
(7)一方では選挙の世論調査をやってそれを一面トップにし、他方では、選挙について、自分の立場を表明しない。その結果日本の新聞がどのようなメディアになっているかと言えば、一言で言えば「現状肯定」、そして「リスクをとらない」。だから、若者の気持ちを惹きつけられるはずがない。
(8)そもそも、主要紙に、世論調査の結果が、なぜ全く同じ日に掲載されるのか。その談合体質が、世論調査をやりながら自分たちの意見は一切言わないというぬるまゆ体質と合わせて、日本の新聞の批評的エッジを鈍いものにしている。それでは、若者が読むはずもない。要するにつまらないのだ。
(9)有限の公共の電波を使うテレビと違って、新聞には自分の立場を明らかにする権利があるし、ある意味では義務もあると思う。客観性を装った世論調査の一面トップ記事のうしろに隠れて自分たちの意見を表明しない日本の新聞に、若者の心はつかめない。明日の社説で、旗幟を鮮明にしてはどうか。
以上、連続ツイート第805回「新聞に、未来があるとすれば」でした。
こういう意味において 新日本海新聞はがんばっているなぁという気がします。また新聞に関わっている方にこのあたりの思いを聞いてみたいものです。
 今日も素敵な出会いと感動を。

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