【映画】 【北斎】


【学び、その一】 時代のせいにするな! ただ「好き」を愚直に極めるべし
本作で描かれるのは、青年期(柳楽優弥)と晩年(田中泯)という2つの時代の北斎。どちらにも共通するのは、ひたすらに絵を描き続けたということ。生まれた時代や才能の有無、年齢に関係なく、ただただ「好きこそものの上手なれ」を突き詰めた結果、“本物”になったのだ。心を濁さず、取り組み続けること。この“真理”は、いまの時代こそ切実に響く。
【学び、その二】 才能は二の次、“継続”こそが最大の武器となる
喜多川歌麿(玉木宏)や東洲斎写楽(浦上晟周)といった同時代のライバルたちと比べて、自分自身のモチーフを見つけられず、後れを取っていた若き北斎。何度も挫折し、身を焼かれるような屈辱を味わいつつも、彼は筆を置かなかった。北斎の「継続力」こそ、彼を頂点に押し上げた原動力なのだ。努力を努力と思わない、圧倒的な「飢え」を持てるかどうかで、その後の人生が決まる。インスタントな結果ばかりを重視しがちな現代、本質に立ち返るきっかけをくれる。
【学び、その三】 ブレイクに年齢は関係なし! 探求心は年を取らない
北斎のターニングポイントとなったのは、70歳を超えて描いた「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。当時、平均寿命が40歳と言われていた事を踏まえると、このブレイクがいかに異例だったかがわかるだろう。ただそれも、とにかく自らの画力を磨き続けたが故。まさに「継続は力なり」だ。90歳で亡くなる間際に「あと5年あれば真の絵描きになれた」と発言するなど、彼の“向上心”は全く衰えることがなかった。それは、68歳の時には「描き続けたいから」と脳卒中を自力で治すほど!
【学び、その四】 権力に屈すな! 自分の居場所は自分で勝ち取る
いまより遥かに、権力の芸術への介入が強かった時代。「風紀を守る」という大義名分のために表現を規制しようとする江戸幕府に目をつけられながらも、描くことをやめなかった北斎。現在の「表現の自由」は、彼らのような先人たちの“粘り”の結果なのだ、ということを改めて考えさせる。自分の居場所は自分で守る、というストイックな姿勢と覚悟は、政治に翻弄されるいまの私たちにとって、最高の気付け薬といえるのではないだろうか。
【学び、その五】 限界を決めたら終わり! 真の作品は、国境も時代も越える
北斎の姿を見ていると、「限界を決めるのは自分」なのだとハッとさせられる。諦めずに続けなければ、才能は花開かないし、誰かに見つけられることもない。ただ、ひとたび世に出た作品は、時代や国境を超えてどこまでも届いてゆく。北斎はLIFE誌の「この1000年で最も偉大な功績を残した100人」に選出され、その代表作のあの波は大量生産の浮世絵版画にもかかわらず、オークションでは1枚1.7億円の値がつくほど。自分の上限を決めずに研鑽を続けたことが、規格外の未来を創り上げたのだ。インターネットが普及した現代は、より拡散が容易で、多くの可能性が眠っている時代。「好き」を続ければ、あなたが「次の北斎」になれるもしれない!
#江戸 #浮世絵 #富士 #松原 #砂浜 
◼️◼️◼️ 入江悟司◼️◼️◼️

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